当社が担当した、年間130億個のマイクロエレクトロニクス集積回路(IC)を生産する大型工場における「基礎の自動化モニタリングプロジェクト」が無事に納品されました。
本自動化モニタリングプロジェクトは5月上旬に着手し、9月末に完了しました。工場建設プロジェクト全体は来年の竣工を予定しています。約5ヶ月にわたるプロジェクト遂行中、航鼎は施工と並行してモニタリング作業を実施しました。1,000個以上のセンサーを用いて、工場基礎の不同沈下、荷重応力、温度、および深層土壌変位などのパラメータ変化をリアルタイムで監視しました。これは施工業者の工事遂行にデータによる裏付けを提供すると同時に、工場将来の安全な稼働を保証するものです。
プロジェクトの背景
プロジェクトの総敷地面積は約200,000平方メートル、延床面積は約350,621平方メートルです。主な施設は、3~4階建ての生産工場5棟、3階建ての動力ステーション2棟、8階建ての生産指令センター1棟、および複数の1~2階建ての付帯施設で構成されています。構造は鉄骨造または鉄筋コンクリート(RC)造で、一部の工場には地下に水槽が設置されています。工場は4階建てのRC造で、基礎は梁・スラブ方式+杭基礎(フーチング)を採用し、杭にはプレストレストコンクリート(PC)杭を使用しています。±0.000は標高85mで4.750m、基礎天端の標高は相対標高-0.800m、スラブ厚は400mm、フーチングの高さは1.2~1.8mです。一部には地下水槽があり、その天端の標高は相対標高-6.100mとなっています。なお、現在の敷地標高は約標高85mで3.500mです。
モニタリング内容:
- 既製杭の変形
- 基礎スラブ(大底板)の変形(水平方向の不同沈下および温度変化を含む)
- 基礎スラブ施工時の応力変化
- ライフサイクル全体を通したモニタリング
技術的難点:
- 超大型コンクリートスラブ(長さ134.4m、幅83.25m)のリアルタイム連続・統合モニタリング。
- スマートポールの統合モニタリングの集成度の高さ。1つのモニタリングチェーンで、不同沈下、温度、およびコンクリート内部の応力変化を同時に計測。
- 施工から維持管理(O&M)に至るまで、モニタリング期間が長期に及ぶこと。
- センサーをコンクリート内に直接埋設する必要があり、品質と安定性に対する要求が極めて高いこと。
現場設置写真
自動化モニタリングデータ表示
プロジェクトの総括
本プロジェクトは自動化モニタリングに対する要求が高く、センサーの設置および性能・精度にも厳しい基準が求められました。航鼎はスマートポール製品を活用し、全社員の尽力のもと、高品質かつ納期通りにプロジェクトの納品を完了することができました。